繰り返すこと





あたしの魂の爆発と、マルスの炎がぶつかり合い新たな爆発を生み出した。



「邪魔立てするな!“過去の亡霊(ぼうれい)”!」
「抜かせ!薄穢い欲望にとらわれた穢れた神が!」



あたしは大きく後ろに跳び、アリアちゃんを中心にみんなで立ちふさがった。


「アリアは、絶対に渡さない!」
「アリアは私たちが守って見せる!」


そう!守ってみせるさ!
アリアちゃんのために!そしてこの世界のために!

「青銅ごときが!
もう星矢の助けは来ないぞ!」

「はんっ!
 星矢だか何だか知らねえけどな!
 誰の助けを期待するでもねえ!
 自分の道は、自分で切り開いていくもんなんだよっ!」


こうして、強大な小宇宙と向かい合っていると…思い出す。
タナトスと向かい合ったことを。



「はぁああああ!!!」



あたしは、あの時と同じように神に仇なす。
仲間と、ともに。





「あたしらは絶対にてめえを倒す!」



















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