鉢雷

嘘を吐きたくないから約束はしない主義だ、と言っていた狼少年が小指を差し出した。そこに僕の小指を絡ます。
(必ず帰ってくるから、と/雷→鉢・嘘)

守ることのできない約束は嫌いだ。それなら、最初からしない方がいい。そう思っていた。
(けど、それで君が笑ってくれるなら/鉢→雷・嘘)




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