鉢雷

眠りから覚めつつある浅い藍の夜をうっすらと白く燻らす雨。軋む痛みに息が詰まる。体を戦慄きごと抱えこんでいると「大丈夫?」と君の声。(不規則に襲われる痛みよりも、背丈が伸びて君と違っていくのが一番怖い/鉢→雷・おとな)




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