闇に溶け込む色合いの装束の袖を通す。まだ血を吸ったことのないそれは、随分軽い。鏡の中の自分は酷く頼りなさそうな顔をしていた。(衣一つ変わったところで、何も変わらない自分/卒業直後の誰か・おとな)




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