鉢雷

カーブに差し掛かりスピードが落ちた。僕は見た。赤い遮断機の向こうに僕がいるのを。眠りこける人々が映るガラス窓の僕ではなく、その外に 

(「それって、あれじゃねぇの、えっと、なんつったけ、ド、ド」「ハチが言いたいのってドッペルゲンガー?」「そう、それ、兵助」/電車・鉢←雷)




「#幼馴染」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -