愛してないと云ってくれ ##amz_4576060511#S# ##amz_4576090577#S# ##amz_4576100858#S# イラスト―奈良千春 【あらすじ】 そんなに恥らうな。歯止めが利かなくなるだろうが。 日雇い労働者の集まる街で診療所を経営している青年医師・坂下。彼らのリーダー書くの斑目は、屈強な男たち相手に一歩も譲らず日々奮闘している坂下を気に入り、なにかとちょっかいをかけていた。ある日、坂下と仲のよい日雇いのおっちゃんが肝硬変を患っていることが発覚。家族に知らせて手術を受けるように説得してもらおうと考える坂下を、この街の現実を知る斑目は無駄だと一蹴する。坂下を諦めさせるため、躰と引き替えにならおっちゃんの住所を教えてもいいと条件を出す斑目。脅しのつもりだった斑目だが、自分の本気を示すために坂下はその条件をのんで抱かれることになり――。 【感想】 今のところシリーズで3冊出ていますが、どや街の男たちを手玉に取るところまで成長しました(笑) いや、坂下の一生懸命さにみんなが少しずつ心を開き、慕っていく。 でもやはりそこはどや街。心に闇を持ち、流れるようにやって来ては、去っていく。 または亡くなっていく……。 助けられる命は助けたいと思っても望まない人と言うのはいるものなんですよね…淋しい。 まだ続くのかな? 何となく一区切りはついたような気もするけど……。 汗の匂いが漂ってきますが、がっつり男って話を読みたい!と思われたときに良い本だと思います^^ [*前] | [次#] ≪戻る≫ |