この胸をどうしよう ##amz_4872575083#S# イラスト―笹生コーイチ 【あらすじ】 大学生の架は東京で幼なじみの耀一と同居中だ。7歳の時、出逢って以来、無愛想で人づき合いの苦手な架にとって、耀一は唯一、自分を理解してくれる太陽のような存在……だが、そんな耀一はゲイだった。そして「大切な相手だからこそ、架には恋をしない」とはっきり告げられて…。やがて、俳優として少しずつ売れ始めた耀一は、失恋して架に慰めを求めるようになり…。 【感想】 「地球上のすべての生き物は太陽によって生かされているんだよ」 冒頭部分をお借りしましたが、この言葉がすべてのキーワードのようになっています^^ 架にとって、耀一は太陽なんです。 だからいなくなってしまうと、自分は生きてはいけないんです。 なのに、耀一は、少しずつ少しずつ離れようとしていきます。 その過程に、絡んでくるいけない大人が二人(笑) 渦の中心にいる人には決して見えない光景が、外から見ている人にはもどかしさを感じながらもみえてしまうものなんですよね^^ [*前] | [次#] ≪戻る≫ |