観賞用愛人


##amz_4813011365#S#

イラスト―北畠あけ乃

【あらすじ】
自分は鎖でピアノに繋がれている。犬のように。

ある朝目覚めると、大学生の加藤瑛は雪深い別荘に閉じ込められていた。
そして、端正な美貌の持ち主である大学助教授・音無悠一がじっと瑛を眺めていた。
自分はこの男に囚われているのか?
どこからだ?どこから狂った?
振り回していたのは自分のはずだったのに――
混乱する瑛だったが!?
冷ややかで、そのくせ熱を孕んだ瞳。繊細な指。溺れるほどの独占欲。
熱く、静謐な愛の形が、ここに……

【感想】
タイトルが……すでに淫靡ですよねぇ^^
だけど、お話はそうでもないんですよ〜
こんな手段に出るだなんて、悠一自身思っていなかった……というのが正直なところでしょうか?
ただ……、瑛が超えてはいけない悠一の心の境界線を越えてしまったから、こうな風にピアノで鎖に繋がれているんですよ^^
そして、これには深く悠一の過去が関係しているのです。
愛されることを知らないと愛する仕方がわからない…のかもしれません。
また、愛され方を間違ってしまうと、どこかで愛し方も間違っているのかもしれません。
難しいですね^^恋愛って。




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