INVISIBLE RISK ##amz_4861344204#S# ##amz_4861344239#S# ##amz_4861344247#S# イラスト―鈴倉温 【あらすじ】 青春の全てだったバンドが解散し、呆然とするベーシスト・杉本。そんな中、大学で「ベース募集」の張り紙を見つけ、そのままメンバーと顔を合わせることに。そこで低くなめらかな美声を持つヴォーカル・汐野に出会うが、中性的で優美な見目をよそに、中身は癇癪持ちのお子様で!?初対面で大喧嘩となった二人だが、手渡されたでもテープを聴いた杉本は、その声に無性に心揺さぶられ…。 【感想】 時代は90年代初頭なので……私なんかは懐かしいなぁ〜と思うところですが、若いお嬢さん方には馴染みが薄いかもしれません^^ そして、今では信じられないかもしれませんが、携帯もネットもない時代ですから、一人の人間が姿をくらますとどうなるか?! あることがきっかけで汐野が行方不明になるんです^^ 知人に聞いて回って、行きそうなところに行って……あとは待つしかない^^ でも、そのどうしても気になって仕方ないのに待っているという状態が、本当に大切なんだと思えたり、とにかく声が聞きたい!会いたい!一目見るだけでも良い!と思いを募らせるスパイスになっていたりもしました^^ そういう、ちょっとだけ不便な時代を味わいつつ、二人の絆が深まっていくのをご堪能ください^^ [*前] | [次#] ≪戻る≫ |