法医学者と刑事の本音


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イラスト―高階佑

【あらすじ】
法医学者・冬城の目下の悩みは、警視庁捜査一課の刑事・江夏の告白。無精髭の冴えない外見に反して仕事熱心な男――惹かれているのに素直になれず、「付き合え」という言葉もなかったフリで逢瀬を続けている。ところがある日、自宅付近で身元不明の他殺体が発見!!現場で久々に会った江夏は、なぜか冬城と目も合わせようとしない。俺に惚れてたのは嘘だったのか…?動揺する冬城だが!?

【感想】
刑事×法医学者、第二弾〜!!
大人だからこそ言わずにズルズルと続けてしまうことは多いですよねぇ。
「俺たちって付き合ってるのか?」なんて聞くのは無粋だし、「え?そんなつもりはなかったんだけど…」なんて言われたらショックですもんねぇ(笑)
そうやって傷つかないようにするのはずるいのかもしれないけど、処世術だという意見もあります^^
そういう小さな小さな取っ掛かりを見逃してしまったものだから、どんどんと深みはまって、相手の真意が見えず、またどうでも良いことを「やっぱり……」と気にして距離を取ろうとしたり。
すれ違いが重なってお互いがどんどん落ち込んで行く。
そこに冬城には元彼が、江夏にはイケメン新人がちょっかいを出してくるから余計にややこしいことに!
読んでて、「もうっ!」とか「ここではっきり聞いてっ!」とか色々と小言を言っていたように思います(笑)
そして……これを読むともんじゃが食べたくなる!





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