執事の特権 ##amz_4813011179#S# イラスト―佐々木久美子 【あらすじ】 「この仕事に必要なのは忍耐と経験、幅広い知識、そして寛容と自己犠牲です」 業界大手の乃木坂製薬の営業職の面接に出向いた仁は、なぜか27人目の特別秘書候補として、執事である富益の執事教育を受けながら、乃木坂製薬経営企画室本部特別室室長であり、創始者の孫である乙矢の住む屋敷で暮らすことになっていた。眠っているときの乙矢は美貌の貴公子さながらだが、現実派人に影を踏まれるのも嫌いな潔癖症であり、人間嫌いで毒舌家でわがままでひとりよがりで神経質な男で、仁はまるでバイ菌扱いを受けるはめに！ 【感想】 執事ですよ！執事なんですよ！と榎田さんのあとがきと同じ始まりになってしまうくらい、執事です（笑） いいですよねぇ、敬語攻め。 ある意味で暴君の乙矢の心の変化を楽しむとともに、この最高の執事の優しさ、大きさ、温かさを感じて欲しい一冊です！ [＊前] | [次＃] ≪戻る≫ |