神さまに言っとけ


##amz_4813010148#S#

イラスト―紺野キタ

【あらすじ】
ある事情から『純粋なる人』と恋愛関係を成立させなくてはならなくなった惣田洋一は、花屋に勤める眼鏡の冴えない十八歳男子・久慈眞と恋愛すべく努力をしていた。期限は四週間。だが、女にすら本気になったことのない惣田に、男と恋愛できるはずがなかった。おまけに野暮ったい眞はいつも俯きがちに話し、いつもおどおどしていて魅力がない…はずだったのだが!?
あなたは奇跡を信じますか?

【感想】
amazonのレビューで「榎田さんのお話で一番好きなお話です」と書かれているのを読んで、購入しました^^
私も好きですねぇ^^
最後のシーンでの眞の台詞なんて、ジーンとしちゃいます。
あらすじで「ある事情」としか書かれていませんが、この「ある事情」がかなり大きな役割を持っています。
そのお陰で惣田は今までの自分と向き合わなければならず、それがひどく怖いんですよね。誰だって、自分と真剣に向き合ったり、客観的に見るのは怖いんです。
まざまざと向き合ったとき、今までの自分の存在価値であったり、周りの人間が自分のことをどう思っていのかを知ると、どうでもいいや…と投げやりな気持ちになったりもします。
それでも最後は、眞のために!
そう思えるくらいに人は変われることが出来るんですね^^
愛ってやっぱり偉大ですね!




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