ジェラールとジャック ##amz_4592884302#S# 【あらすじ】 フランス革命前のパリ――。親の借金のかたに男娼専門の売春宿へと売られた、貴族の少年・ジャック。彼はそこで｢初めての客｣として出会った、銀髪で顔半分に大きな傷を持つ男・ジェラールの屋敷で偶然働くことに。時が経つにつれ、次第に強く美しい青年へと成長していくジャック。そして、彼を見守るジェラールの心の中には、閉ざされたある悲しい出来事があった…。革命の嵐の中、歴史の波に翻弄される二人の運命は…！？ 【感想】 貴族の子供ではありますが、何とも不憫な生活を強いられてしまったジャック。 そして、よしながさんらしい意地悪なおじさんジェラール（笑） ジェラールの言葉で、ジャックは立ち上がり、男娼宿から抜け出すことが出来、そして、ジェラールの屋敷に来てからはどんどんと聡明な青年になって行きます。 少年から青年へ。既成概念に捉われないジェラールの考え方や、学ぶことの喜びを知るジャック。 この2人は出会うべくして出会い、そして、恋に落ちていくのだなぁと思いました。 ジェラールの過去はあまりにも皮肉すぎて、だけどその描き方がまたよしながさんらしいピリッと辛口で、大人のBL漫画だと思います^^ [＊前] | [次＃] ≪戻る≫ |