奥までしっかり 「奥まで、しっかり…」 銜え込んだものを高元が更に奥まで突っ込む。 一瞬喉の奥に当たって、駆け上がる吐き気。 「う、うう…」 「悪い…」 まったく悪いだなんて思ってないだろ… 服だって汚したくはない。だから、さっさと終わらせようと思って、必死に手を動かした。 「あ!英太、そんなに激しくしたら…」 と言う高元の声は無視だ。 急いでるんだ!時間がないんだ!! だから、早く終わらせてやる!!! 歯磨きなんて! 吐き出した泡が朱の色を含んでいた… 「だから、言っただろ。激しくしたら、血が出るって」 これからは、高元の忠告は素直に聞こうと思った、そんな朝 すみませ〜ん(笑) [*前] | [次#] ≪戻る≫ |