細く、長く、今にも切れてしまいそうな糸がある。俺にとってそれはとても…魅力的で…うまそうや。



「はぁ…オクラちゃん」

「きも」

「オクラの良さが分からんとは憐れやな」

「ユウジってそんなにオクラ好きだったの」

「当たり前田のクラッカーや。小春の次に俺の嫁」

「だから私が貸してた古文の教科書の山上憶良のとこだけ蛍光ペン引いてあったわけね了解」

「素晴らしい響きや…おくら…」



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