ほんのちょっとした夢ネタ



宮地さんとハイテンションなおてんば娘
2014/02/27 08:55

宮地さんとハイテンションなおてんば娘

「宮地せんぱい!宮地せんぱい!今日一緒に帰りましょう?」
「うるせーな、バスケ部あんだからお前と帰ってらんねえんだよ、俺は」
「じゃあ待ちます!」
「遅くなるからダメだ」
「うー…」
「…はぁ…わかったよ、じゃあ絶対に部室の前にいろよ?俺がどれだけ遅くなっても一人で先に帰ったりすんなよ?」
「は…はい!待ちます!ずっと、ずっと!」
「ハチ公か、お前は」

***

「〇〇ちゃん、ほんと宮地さんのこと好きなー」
「毎日毎日…呆れるくらいだな…」
「だって、好きな人には好きって言いたいんだもん!」
「宮地先輩、ああ見えてほんとは優しいし」
「分かる!俺もそれは思ってた!」
「口は悪いけど、行動は優しいの。天の邪鬼っていうか、照れ屋さんなんだよね」
「あとすごく真面目で、勉強もできるでしょ!?ほんっとかっこいい!」
「確かに、宮地さんは真面目でいつだって人事を尽くしているのだよ」
「そういうところが素敵だなって」
「だから、どれだけ冷たくされたって、嫌われたって、やっぱり大好きなんだ…」


「…だ、そうですよ?宮地さん」
「えっ!?宮地先輩!?」
「…おっまえ、ストレートすぎんだよ…!」
「んじゃ、俺と真ちゃんはこれで!行こうぜ真ちゃん」
「は?あ、ああ…」


「え、えとあの、宮地せんぱい、…今の、いつから」
「ああ見えてほんとは…辺りから」
「ほぼ最初からじゃないですかぁ…!やだやだ、忘れてください!」
「バーカ。あんな熱烈な告白、忘れられるかよ」
「うううう…聞かれてたなんて恥ずかしすぎます…」
「聞かされた俺も恥ずかしかったっつーの」
「ま、今日部活終わった帰り、楽しみにしてろよ?」

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付き合いだしたら主人公以上にヤキモチ妬きだったり、急にスキンシップ過多になって主人公を照れさせたり、主人公を振り回す宮地さんいいと思います
ちょくちょくSな面が見えたらいいですね


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