◎生理痛カーヴェと実は混乱してるアルハイゼン@会話文


アルカヴェ/にょたゆり/生理痛カーヴェと実は混乱してるアルハイゼン


「腹が痛い」
「そんな格好をしているからだ。着込めばいい」
「いやだあ……」
「コーヒーよりホットミルクがいい。カフェインは良くない」
「知ってるよ……」
「全く気が進まないが消化のいい汁物のほうがいい。俺の皿には肉を入れるか」
「固形物食べる気になれないからスープだけで」
「ミキサーがあったな」
「あったか?」
「フードプロセッサーだった。いけるだろう」
「待て何する気だ」
「刻む」
「やめろ。僕がやるから、いてて」
「きみは毛布と寝ているといい」
「無駄にやる気を出すな! 僕がやるから、きみが作ると合理的なメニューになる」
「今、きみは体調が芳しく無いのだから妥当だろう」
「嫌だね。こんな時だからこそ見た目にもいてて……」
「見た目がなんだって?」
「うわー! フードプロセッサーに具材らしき物を次々と入れていくな! こわい!」
「俺だって調理はできる」
「きみが包丁とか持つと怖いんだよ」
「ふんっ」
「なにした??」
「……弱いな」
「なにが??」
「これを煮込むか。味は平気だ。ここに万能調味料がある」
「何もかもが怖いんだよ……」
「休んでおくといいよ」
「きみ、意外と混乱してるだろ……僕が回復したら見た目のいいもの作ってやるからな……」
「月経ならば時間が解決する」
「キッチンから異音がする」
「匂いは平気だ」
「味は大丈夫そうだな。見た目が怖いな」
「平気だ」
「うん……こわいな……」


06/02 22:04
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