「水戸部くんナイスッ」
水戸部くんのシュートが決まったことで、点差が2点まで縮まった

ビーッ
「秀徳高校タイムアウトです!!」

最後のT・O

こっからは全部緑間くんでくるんだろーなぁ…

まぁ、リコが無策なわけないですよね

「やばい緑間だ!!火神はもう限界なのに!」
「そうくると思ったわ!
黒子くんが機能した時の凄さはチームの攻撃力アップの他にもう1つある…」
リコが口を開いた直後、バチッと音を立てて黒子くんがボールをはじいた

「スティールも増えるのよ」

火神くんのはったりがバレたら緑間くんにパスが集中する
パスの場所を教えてくれてるんだもん

「うわああっ誠凛カウンターだ!!」
俊くんから日向くんにボールが回り、決まるっと思った瞬間、大坪さんがブロックを決めてきた

ただ緑間くんでくるだけなんかじゃない
他の4人はとことん守りにくるってこと!?

スコアが凍りついて2分が経過した頃

残り38秒

緑間くんがシュートを決めてきた

「5点差…ッ」3P決めても2点差…

「伊月くれっ!!」
日向くんが3Pを決め、残り20秒の時点で2点差まで詰める

「時間がない!!当たって!!」

リコの声が響きわたり、いっそう秀徳のDFが厳しくなる

「黒ボール!!」

残り15秒…
最後のチャンスッ!!

「大坪さんが日向くんのマーク!?」
誠凛には3Pしかない…
日向くんが決めれないと…ッ

「日向くん、決めて…ッ!!」
「決めろ日向ァ!!」
私の声と俊くんの声が重なり、日向くんの3Pが決まった

「っ待って、まだッ!!」
高尾くんがボールを緑間くんに回し、緑間くんがシュート態勢にはいった

「まずい!!」

みんながふいをつかれた…ッ
火神くんはもう跳べない!!

試合終了まで

残り3秒−



「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -