「火神でも歯がたたない黄瀬の弱点がパス回し以外コートで最弱の…

黒子!?」

ヤッバイ、当てちゃったよ、私

「で?確かに黒子っちのプレイだけは見てもムリっすけどそれで何が変わるってゆーんスか?」
黄瀬くんがそう言った直後

ピーッ
「第1Q終了ー!インターバル2分です!!」
審判の声が体育館に響いた

「変わるさ!次の第2Qでホエヅラかかせてやる!」

誠凛27の海常35か…
向こうのタヌキさん怒ってるんだろーなぁ…

「…なるほど…うん。いけるかも、ソレ」
「火神くんもやっと頭冷えたよね」
笑いながら言えば、
「いや、オレは最初から…」
「超ムキになってたよ!」
火神くんに日向くんと伊月くんがつっこみを入れた

「けど、黒子くんと火神くん
2人の連携が大事よ、これできる?」
「…う、なん…とか…」
情けない返事だなぁ…

なんて思っていると、

ビスッ
「きょっ…」
黒子くんが火神くんの脇腹を差すと変な声が出た

きょっ、って言ったよ、きょっ、って

「テメ、何いきなり…」
「黄瀬くんを倒すんでしょう?」
「ったりめーだ!!」

お返し、とでも言うように火神くんも黒子くんの脇腹を差した
…普通の反応

「んじゃま…」

ピーッ
「第2Q始めますッ」
審判の声が響き、みんながコートに入っていく

逆襲よろしく、みんなッ

「行けーッ」
「押せーッ」
「行け押せ誠凛!!」
キュッという音が体育館に響く

伊月くんの投げたボールを火神くんが取り、黄瀬くんがDFに回る

火神くんがボールを投げた瞬間、

パッ

黒子くんがボールを弾き、火神くんがレイアップを決めた

誠凛29 海常35

「っし!!」
「ナイスッ火神くん!!」

バシッ
再び同じように火神くんがボールを投げる
そして、

バッ

日向くんに向かって弾いた

スパッ
「来たぁ3Pーッ!!」
「3点差!!」
「日向くんすご…ッ」

あんなにあっさり3P…

もしかしていけるかもしれない
黒子くんが黄瀬くんのマークをすれば…
まだ可能性はあるッ



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