「…で、なんで隠れなきゃいけないわけ?」
何が悲しくて邦枝さんと辰巳の戦っている姿を古市と見なきゃいけないんだ

「ちょ、さゆ黙ってろっ」
必死に邦枝さんを見ている古市に向かってため息をついて屋上から出ようと扉を開ける

「どこ行くんだよ?さゆ」
「飲み物買ってくる。辰巳が邦枝さんに手ェあげるわけないしね」


「本っ当空気読めない連中ね…MK5!!」
階段の下の方からさっき辰巳に絡んでいた人の声が聞こえて、ソーっと下を覗き見る

男たちに立ち塞がれていて動けないご様子…

本日二度目になるため息をついてMK5に後ろから近づいた



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