彼女達のバックグラウンド
2011/09/12 12:04

私実は別名義でやっているところがあるのですけれど、インタビューズというのが流行っているんですね(もう落ち着いたかな)で、作品作りとかいろんなことを聞かれる訳ですが、夢というジャンルそのものがあまり開けたものではないので、「そういえばこういう事考えてるんだよなぁ」ということにも、ちょっとお答えできたらいいなぁと思ったのです。

なんでも拍手なんかで質問くださいませね。キャラの捉え方なんてものだったりお答えできると思います。
んで、なんで彼女たちのバックグラウンドかというと。にいなさんにちょっとそこで質問させていただいたんですが、ずっと書き手さんに聞きたかったことだったりするんです。

基本的に、「恋をしたら」の彼女達はバラバラですが、私はいつもは「一人」が「誰か」を主軸にして進んでいく話を書きます。所謂固定ヒロインというやつ。
でもTBの世界では折角それぞれのプライベートスペースがあるのだから、いろんな彼女たちを描こうと思って…今でこそシリーズがいますけれども【基本的には短編オンリー】な訳です。
だから、こっそり、固定ヒロインがいるんです。表に出さない箱入り娘ですが、彼女はひっそり原作に沿って生きています。いつか出せたらいいなとは思ってるんですよ。

さて、彼女たちのバックグラウンド、についてお話をしましょう。
私はヒロインのビジュアルは二の次で(なんとなくはありますが)、性格が先に来ます。
そして戦う女が好きなんです。ただそれは、自身もネクストでヒーローとして戦うのではなく、女としての強かさを求める戦いでもあると思うのです。特にTBの女性は強いなと思うので。ヒーローを支える女、かっこいいぞ、と。
待つ女が美徳とは私カケラも思いませんから、そこを打ち出したいんじゃない。『この人のなにかになりたい』っていう底力を、彼女達がもっていたらなっていうね、理想なんです。
それは一辺倒な人間を翻弄する力だったり、ただ寄り添うだけの力だったり、背中を蹴っ飛ばす力だったり。なんでもいい。ヒーローの戦いがあるなら女の戦いがあったっていいじゃないか。

まぁ、だから、あんまり、甘くはならないんだと思います…

「ゆるやかに〜」は割と典型的な子でしょうか。
虎徹さんには友恵さん以上の人はいない、という捉え方をしているので『ならばどういった立ち位置の彼女が虎徹さんにとっての大切になるだろう』なんです。
文字プロットそのものは「○○さんは私のママになりたいの?」→「なれないわ」から作ってます。
ただ寄り添うだけで、愛してるなんて言葉じゃ言えない立ち位置だけど支えでいたい、そんなちょっとした「いじらしさ」というのも感じて貰えたらなぁと(笑)あそこはあれで家族全員両思い、友恵さんと彼女も両思いな設定です。

なんか長くなってしまったので、バニーのドライ彼女とミス・ピンヒールは希望があればまた今度。それか勝手に言ってるかも(笑)
他にもこういうこと聞いてみたい、っていうのがあればお気軽にどうぞ。





prev | next


人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -