ぐるぐる

 




身体がなんとなく重くて、歩くことが億劫になったために壁に背中をつけると重力に逆らうことなくずりずりとしゃがみこむ。


しんと静まった廊下は授業中である証で、しかし僕は本来の居場所とは違いここにいる。

まぁ僕がこんな寒い廊下にひとりでいるというのにはもちろん色々事情があるわけで。


今日も今日とて気紛れな神様の機嫌が急に悪くなり大規模な閉鎖空間が発生、のんびり数式を解いているわけにもいかず泣く泣く教室を出た。


 ( 疲れた )


神人を倒すのにはとてつもなく体力を消費する。


ふぅとため息をつけば気分までもが下降した。



****

続きません←
要はお腹が痛くて廊下にしゃがみこむ古泉がかきたかっただけ。














prev*next





 





「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -