喧嘩したきっかけは覚えていない。きっと些細なことでくだらないことだったんだと思う。
 いつも通りの帰り道をいつも通り二人一緒に歩いて、会話もいつも通りあまりしていなくて、…何がきっかけであんな口論(と言っても二人とも声を荒げることなく静かに皮肉を言い合ってただけだったんだけど)に至ったのかよくわからない。


「そうね、私じゃあなたの彼女には役不足ね。それもモテモテのあなたには」

「…何それ、いい加減俺も怒りますよ」

「ね、別れようよ。私もう疲れた」


 ただ、安直にも俺は今日もまたいつも通りの日々が過ぎるだけだと思っていた。

彼は高校生三年
彼女は同じ高校生でもいいし年上でもいい

目指せ君僕のような描写!

夏に喧嘩別れする話し





本当はね、君の作った愛が大好きだったよ
(胸の辺りがむず痒くて温かくて――切なかった)


悠太か祐希になるんじゃないかな?
一応今のところイメージが祐希


※後から救済を作ろうと思います





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