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「え?」


『だから、そのなんというか、異世界……?』












とりあえず俺の家へと場所を変え、

ようやく落ち着いて話せると思っていると
彼女達の口から衝撃的な言葉が出てきた










異世界から…?





毎日いろんなことが起こっているが
新しいことが起こるたびやっぱり驚いてしまう











「つまりお前達はここの世界の人間じゃねえっていうことだな」


『まあ、たぶん…?』


「たぶんてどーゆーことだ?」


『私達もよくわからないんだよね…望んだ訳じゃないというかいや望んだんでたんだけど、いやそうではなくて…』

『ちょっと!澪生!落ち着け!』
『すまん』







突然空から女の子が降ってきたのを目撃した俺達ももちろん混乱しているが
どうやらこの子たちも混乱しているらしい



これからどうするのだろうか…そんな果てのない考えが頭をよぎったその時だった











『ぎゃぁああああああ』












あきらかな悲鳴が

聞こえた












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