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『そういえば…リボーンは?』


「…確かに、いつからいないんだろう」

「さっき自己紹介してたときはいたよな?」

「あぁ」

『いつの間に…?』





―――――ガチャ



そのときドアが開いた




『『『「ディーノさん!」』』』


「おっと、本当にお前の言った通り、俺の名前も分かるんだな。こりゃ驚いたぜ」


「ディーノさん…どうしてここに?」




「俺が呼んだんだ」



「小僧!」




どこかへ急に消えたかと思えば…


『でもなんのために?』

「お前ら、住むとこ必要だろ」

『まさに今話してました…』

「で、決まったか?」

『全然…』

「そんなこったろうと思ってな、こいつを呼んだ」

「たまたま俺も日本にいたんで、すぐにこうして来れたって訳」

「で、こいつらが住むところって」


「あぁ、ちょっとみんなついて来てくれ」





ディーノさんに連れられ、沢田家を出る。

みんなで歩きながら、
少し会話を交わすうちに

こんな世界に本当に来てるんだなと
今更だんだん感じられて
どうしようもない気持ちになった





「ここだ」


どのくらい歩いただろうか

着いたところは綺麗なマンションだった


『ここ?』

「ここの1戸好きに使っていいようにもう手続きしたから、住んでいいんだけどよ」

『すげー!流石ディーノさん!!』

「お前ら別々に住みたいか?それだったらそう言ってやるけど」





『『『いや、全員一緒で』』』



いろいろ不安だし
三人じゃなきゃ、乗り越えられない気がする

そう思ったら、他の二人も一緒だったみたいで、思わず笑ってしまった


「ふっ、そういうと思ったぜ」


「んじゃ、決まったな!ここの258号室なんだけど今から案内するから」







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