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「あ!?野球馬鹿じゃねえか!!ちょとそれ捕まえろ!」

『無理無理無理なんで捕まんなきゃなんないのー!』














え?澪生…だよね……?

てかなんで追われてんの…!?













「おい!なにやってんだ早くしろ!!」

「?…よくわかんねーけど……」






「よっと」


――パシッ


『うわっ!!』

「よし!よくやった!!」










この展開…

これはやばいんじゃあ、、







『はなせ!はなっ…………………………』





















今目の前で起こったことをありのまま話そう。













誰かの叫び声聞こえる


澪生走ってくる


獄寺追う


山本に捕まえろって言う


山本が澪生の腕を掴む


澪生状況理解




発狂








『あああああああやややややややまもと……!!?』

「!」


「山本の名前まで知ってんのか…!!UMA、やっぱり侮れねえ…!!」

『だああからUMAじゃねーっつの!!!!』

『UMA!!?』




……え、澪生UMAだと思われてんの?









『あれ、乃々歌!!?』

『今!?』


山本を目前にして落ち着きを取り戻せなかった澪生だが
乃々歌の声を聞いて驚いてあわてて後ろを振り返った





『まさか、あんたも来てたとは…!!』

『同じこと思った』




『…ねぇ、これってトリップ…?』

『やっぱりそうとしか、思えないよね…』

『うん。極めて残念な頭なので。』








「おい!!コソコソ喋りやがって!……まさか、お前もUMAか…!?」

『ええ!!?』

『お前にはその思考しかねーのか!!!』


「ははっ!なんか面白いのな!つーか、、なんでUMAなんだ?」







「…こいつが空から落ちてきたからだ!」

『「!」』




笑いながら聞いた山本に

な!?絶対UMAだろ!と言わんばかりの
それはもうものすごく輝いた目で獄寺が答えた


と、



「あれ、」

「あ?」


「こいつも、空から落ちてきたんだけど」









『悠希ちゃん!!!!?』

『今!?』

『山本に背負われてる…じゃなくて!!…悠希ちゃんも』






「つまり、お前ら3人とも空からきたんだってことだな?」


「「『『!!』』」」














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