2/3






「…………え?」


トキヤは一瞬身を固くした





「おらおらおらー!!くすぐってやるぞトキヤー!!!!!!」




俺は自らの手をトキヤのわき腹や背中に這わせ、すごい勢いでくすぐりはじめた




「ちょっ、音也…っ!くすぐった…いっ…で、す」


トキヤは嫌々と身体をよじらせて俺の手から逃げようとする




俺はそんなトキヤを抱きしめ、囁いた




「ごめんな、トキヤ」

「愛してる」




疲れて涙目になっているトキヤは、息も絶え絶えに返す




「しって…ま、す」






そんな可愛いことを言われたら、お仕置きはくすぐるだけじゃ終われないだろうな、






俺は、可愛い恋人の鎖骨に唇を近づけた。





人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -