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なんとなく思い立ったので、手紙を書こうと思います!
まぁ…これを書いてる今ですら、渡すかどうかも決めてないんだけどね笑









それは、
まるで名前がそこで喋っているかのような書き方の手紙だった。













山本は……あ。私って、いつになったら山本のこと名前で呼べるのかな?
なんかタイミング逃しちゃって、、

本当は、呼びたいとか思ってるんだけどね。












なんだ、名前もそう思ってたんだ。
実は俺も、呼んでほしいとか思ってたんだけど…

いざ呼んで欲しいって言うとなると
なんか照れくさくって、言えなかったんだ

おんなじ気持ちなら、言えば良かったなぁ。















そんな話はさて置き!

山本ってさ、時々無理して笑うでしょ。
本当は、辛くっても。苦しくっても。平気みたいな顔しちゃってさ
でも、私には分かるんだからね?
せめて私の前くらい、本当のこと言って欲しい。
無理するの禁止!約束ね?








こんなこと、思ってたのな。

























それとね、わがまま言わなすぎ!
山本は優しすぎなの。もっといろいろ言ってよ。

いろいろ言ってなんて、私のわがままになっちゃうのかもしれないけど…。














名前だって、わがままなんて全然言わねーくせに。































私ね、山本の笑顔が大好き。
その笑顔に、たっくさん救われたの。
無理して笑ってほしくはないけど、この先ずっと笑っててほしいの。
なんかすごく矛盾してるね笑
でもどっちも本当。許して?











俺だって、

































一緒にいてくれてありがとう。

























なぁ、なんで死んだんだよ。









「名前」



























ずっと、






























大好き。






















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