『リヴァイさん!』
「なんだ。」
『今日のご予定は?』


大きな琥珀の瞳をきらきらとさせ、ふんわりと微笑んでなまえが言う。


「……特にはねぇが、」
『じゃあ…それでしたら、お願いがあるのですけれど…聞いてもらえますか?』
「……っ、」


くそ、こいつ確信犯…なわけねぇな。

つい上目遣いでそんなこと言われるものだから、内容も聞かずに首を縦に振るところだった。それにしたって、……可愛すぎるだろ馬鹿なまえ…。


「まぁ、とりあえず言ってみろ。」
『…あのね…市街地に、行ってみたいんです…。連れていって下さいませんか…?』














【リヴァイお相手:進撃連載「幸福への翼」番外編。兵長ともう砂吐くくらい甘甘なヒロインちゃんの話……*朔夜様より】



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