働くことも勉強することも何もかもが面倒くさい。働く意味も勉強する意味もわかる。全てはお金のためだ。たくさん勉強して大学に入って就職してたくさん働いて昇格して。全てはお金のためなのだ。
ボクは働きたくない。
金、金、金、そればかりに囚われたくないと言うか口では説明できない何かがボクの中にあってそれがどんどんと大きく育ってきている。
前世は猫だったのかもしれない。
そんな馬鹿な考えが塀に登って気持ちよさそうに昼寝をしている猫をみて思った。こんなことを言えば上司や同僚から冷めた目でみられるのか確実だ。小学生にも冷めた目でみられるだろう。最近の小学生はませていて現実的なのに追い求めているのは理想的なことばかりだ。これは大人にも言えることかもしれない。
リアリストぶってみんなから外されないようにしているのだ。頭の中では理想ばかりを追い求めているのに。ああ、馬鹿らしい。
馬鹿らし過ぎる。
とはいってもボクもそのひとりなのだが。


120219