掃き溜め | ナノ
喋るな危険

通称腰骨粉砕マシン。
とんでもなくすてきなお声の持ち主。

常日頃マスクを装備し、騒がしい高校生組に囲まれて筆談(ジェスチャーゲームでも可)する一風変わった寡黙な青年…。
そんな彼には秘密があった。
白いそれが取り払われたとき、彼の秘密を知る者は耳にイヤホンを捩じ込み音量マックスでヘビメタをかけ外界の音を遮断しフルガード態勢ッ!!
吐息とともに空気を震わせ放たれた筆舌に尽くしがたい色気と熱と響きの低音は人々の鼓膜を蹂躙し腰椎を粉砕し虜にするッ!!
老若男女問わずその声を聞いた者は恍惚とせずにはいられないッ!まさに兵器!リーサルウェポン!!

自分の声が人から注目を集めてしまうと自覚済み。基本的に人前で喋らない。家族は大丈夫らしい。
なので会話はジェスチャーか筆談か、最低限度にぼそぼそしゃべるのもアリだと思うの…。
恥ずかしがり。マスクしてたらクール設定ついた。
一部からは声が出ないと思われてる。

オペレーターを目指していたが、訓練時に戦闘員(友達)とチームを組んだ際、指示をうけて初めて声を聞いた戦闘員が、原因不明の緊急脱出するわ腰が抜けてベッドから起き上がれなくなるわでその日の訓練は参加できず。
二度目の訓練でも友達は緊急脱出して腰抜けた。
誤作動かと開発室は大騒ぎになり友達からおまえオペレーター向いてねえよと説得され絶望する主。

緊急脱出の件は戦闘員が主くんの声に「あ、これやばい」って無意識緊急脱出しただけなので誤作動でもなんでもない。

一時はボーダー辞めようかと考えたがトリオン量がそこそこあるから引き止められて、アタッカーになった主くんの勘違いまみれのボーダーライフ。

会話だけで真っ赤な顔でどきどきしながら相槌打ったり裏返った声で返事したりするみんなを書きたい。本当、年齢も性別も問わず。みんな。



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