掃き溜め | ナノ
佐鳥の優しい友人くん

ボーダーのお仕事で忙しい佐鳥を、勉強面でも精神面でも支える友人くん。
文武両道がモットーの柔道部に所属してるのでそこそこお勉強はできる。
ファストフードが食べられない。嫌いっていうか身体が受け付けない。

兄弟が多くて、かなり世話焼きなオカンタイプ。
ずぼらな姉、思春期真っ只中の弟と妹、やんちゃ盛りの弟、の五人兄弟。

ずぼら姉は大学生、思春期弟妹は中学二年一年で年子、やんちゃ弟は小学三年生。

ずぼら姉のせいで女の子に夢とか持てなくなった。
女の子に夢見る佐鳥を生暖かく見つめる日々。
余計な事は言わない。佐鳥を優しく見守る母親のような友人くん。

佐鳥が受けられなかった授業は、先生の言葉の説明もきちんとメモって、あとで教えながらノートを写させてあげる。
時枝に見捨てられて、テスト前に不安そうにする佐鳥を救い出すのが役目。

「ありがとう名前!ほんとにありがとう!」
「気にすんなって。わかんないとこあったらすぐ聞けよ?」
「名前かっこいい…!惚れそう…!」
「おう惚れろ惚れろ。」
「きゃーかっこいー!抱いてー!」
「…その前に明日提出の数学のプリントやった?」
「なにそれ、おいしい?」
「ハンバーガーレベル。」
「ハンバーガーと数学一緒にしないで!」


今日も仲良く二人で一つの机に向かい合って頭を寄せ合う微笑ましい二人組。



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