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「僕は……僕の幸せは……彼奴等が幸せそうに笑っていることだ…
だから、貴様の下に行く気は更更無い!!
だが………」
だが、僕が居ることで、彼奴等の笑顔が失う…。
だから僕は−……
「…ジューダス…?」
「ついさっき僕が彼奴等の幸せを奪った。
だからエルレイン、貴様に頼むのも嫌だが他にいないからな…
僕を…………殺せ」
「……いいでしょう。
ではこちらに…」
エルレインの下に行こうとしたら、カイルが僕を呼び止めた。
「ッ!!ジューダス!!
行っちゃダメだ!!」
「…僕のことを憎んでいる奴がいるから無理だな…
僕はいなくなった方がいいんだ。
いや、そもそも生きていてはダメなんだ」
《坊ちゃん!!!!いつも貴方は逃げているばかりではありませんか!》
「…シャル……」
《誰が生きていてはいけないと決めつけたんですか!?
少なくとも僕は生きていて欲しいですよ!!》
「……フッ…フハハハハッ、、
まさか、シャルにここまで言われるとはな…
だがな、シャル、ここには一人…やはり僕にいなくなって欲しいと思っている奴がいるみたいだ」
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