2011/11/14
(※シンアス)
どろどろとした感情が自分の中に渦巻いているのがわかる。嫉妬なんて感情は世界で一番醜くて、汚ならしくて、吐き気がする。そう思ってたはずなのに、今もそう思っているのに、わたしのなかのわたしはその感情を水飴を煮込むようにぐつぐつと沸させていっている。いや、いや。こんなのに呑まれたくない。わたしの意思とは正反対にどろりとまた赤くてどす黒いものにわたしは喉のあたりまでゆっくり沈んでしまっていて、身動きがとれない。いやよ、わたしは、いや!
息なんて、できそうにも、ないの。