2011/09/19
「ばとらー」
「なんだ?俺の声が聞きたくてたまらなk」
「戦人の前髪どうなってんの?」
「スルーかよ…これはだな、俺のかっこよさを更に引き立たせるために自r」
「戦人の髪の毛変」
「変って言うな変と!」
「でもかっこいいから、いい」
「…」
「あー戦人赤くなってる!」
「あ、生憎褒められるのに慣れてないんでな」
「何回でも赤で言ってあげるよ?」
「も、もういいぜ…」
「戦人屈伏するのはやい」
「!なんだとーぉ…ならば赤でも青でも何回でも言ってみろ!絶対屈しねえぜ!!」
「戦人かっこいい」
「…駄目だ」
「イケメン」
「あぁ駄目だ」
「男前」
「全然駄目だぜ!いっひっひ!これ以上は絶対に、」
「…戦人好き」
「…っへ?」
「ん?なに?なんも言ってないよ?」
「…っ、く…!」
「ふふふ、照れた。この勝負わたしの勝ちだね?」
「…さっき何て言ったんだ?」
「ひみつ」
「す、好きとか、言わなかったか?」
「言った」
「!」
「冗談」
「な、な、なんなんだよおおおおおちくしょうおおおお」
「へっへーん」
「こうなったらチェス盤をひっくり返すぜッ」
「別にいいよ?だって乙女心はそのチェス盤推理なんかじゃ絶対解けないから」
「く…!チェス盤の弱点を知ってやがる…!」
「へへへ」
「さあてどうする?戦人のターンだよ?打つ手なくなっちゃった?」
「…ふっ、ここまでされて黙ってられる右代宮戦人様じゃねえ!とっておきの切り札ってやつがあるんだな!」
「ふふふ、何かなー?」
「その余裕ぶった顔を今すぐ真っ赤に染めてやるぜ!」
「やれるもんな、ら」
「…」
「…」
「…」
「…手札、これ?」
「…お、おう」
「…」
「…でもお前真っ赤になっただろ」
「……戦人も真っ赤にじゃん」
◎ご想像におまかせします。バカップル