2011/07/20
「財前!」
「謙也さんどうしたんですか犬のフンでも踏んだんですか」
「いや、なんでやねん…今日財前の誕生日なんやろ?」
「はあ。まあ」
「そんでな、俺お前にプレゼント持ってきてやったんやで!サプラサイズや!」
「(自分から言っといて何がサプライズやねん)そうですか」
「…自分反応薄ない?」
「そんなことありませんよスゲーッマジで感謝」
「棒読みやん…まあええわ」
「ちなみになんすか?まさかこの状況でぜんざい以外とか持ってきてたらこの前撮った謙也さんの変顔ブログにアップするんで」
「もちろんぜんざ…ちょおおおお前あれ消しとけ言うたやんかああああ」
「まあええやないですか。ぜんざい貰いますわ。おおきに」
「まだや」
「は?」
「まだまだこのスピードスターのサプライズは終わらんで」
「スピードスター(笑)とかまだいうとっんたんすか(笑)」
「(笑)やめろや!見て驚いたらあかんで…ほら見てみい!」
「なっこれは!限定版ミクのフィギュア!なん…やて…!だってこれは発売日が明かされずに発売され、俺が気付いたときには既になかったはずやのに…ま、まさか謙也さん」
「そのまさかや!俺が音速を凌駕するスピードで当日に走ったんや」
「謙也さんの音速を(以下略)が購買以外で役に立つやなんて…!」
「いやテニスに役立てるのが本業なんやけどな!?…どや財前、これでサプライズになったやろ?」
「おん…謙也さん、俺感動しましたわ…初めて謙也さんのこと尊敬しました。あとどや顔やめろや」
「せやろせやろ!ってか初めから尊敬しとけや!」
「じゃあミクとぜんざいは貰いますね」
「まだや」
「まだあるんですか」
「よく見とけよ!これが最後のとびっきりの財前が喜ぶサプライズや!」
「謙也さん…!」
「まずさっきのぜんざいに」
「おん」
「初音ミクフィギュアを」
「…おん」
「入れる!!!!!!!」
「くぁwせdrftgyふじこlpギャアアアアアアアアアアアアアアアアア」
「ふう、どや…好きなもんと好きなもんを組み合わせたら大好きなもんになるって侑士に聞」
「謙也さん今すぐ体育館裏行きましょうや」
◎謙也は侑士の言った通りに実行しただけです
悪いのは侑士