ことわざ | ナノ
諺集め
水火も辞せず
良く言えば勇気、悪く言えば無謀なこと
身を捨ててこそ浮かぶ瀬も有れ
命を投げうつ決心が有って初めて難局に活路を見出だし成功に繋げることが出来るということ
死ぬるばかりは真
嘘だらけの世の中で、死だけは嘘偽りのない厳粛な事実である
鳥のまさに死なんとするその鳴くや哀し
人の死に際の言葉には嘘偽りが無く真実が込められていること
紫電一閃
刀を抜いたり一振りしたときの閃光。転じて、事態が急変すること
善は急げ
よいと思ったらためらうことなくやれということ
ならぬ堪忍、するが堪忍
どうにも我慢できないつらさ、苦しさをじっと堪え忍ぶことこそ真の堪忍であるということ
分別過ぐれば愚に返る
あまり深く考えすぎると、かえってくだらない考えになってしまうということ
下手の考え休むに似たり
どうせ良い考えが浮かぶわけもないくせに、あれこれ思案するのは時間の無駄だということ
三十六計逃げるに如かず
逃げることも重要な作戦の一つだということ
死して後、已む
生ある限り精一杯努力してやめないこと。死んで初めて已(や)めるの意から
生きとし生けるもの
この世の生きているすべてのもの
狐七化け狸は八化け
狸のほうが狐よりも化けることにかけては上手であるということ
赤いは酒の咎
赤い顔は酒のなせるわざで飲んだ私が悪いのではない、と軽口めかして言う言葉
百八煩悩
人間が持っている108の迷いのこと
愛は惜しみなく与う
愛していれば全てを与えても惜しくはないということ
四百四病の外
恋わずらいのこと
鳴かぬ蛍が身を焦がす
口に出して言うよりも、じっと黙っていることのほうが心の中での思いは痛切なのだということ
惚れた病に薬なし
恋わずらいには治す方法がなくどうする手だてもないということ
落花枝に返らず
壊れた男女の仲はもう二度と元に戻ることはないというたとえ
禍福は糾える縄の如し
幸と不幸はめぐりめぐってかわるがわるやってくるものだということ
死んで花実が咲くものか
どんな状態、状況にあっても生きていればこそ何らかの可能性があるというもの。死んでしまったら全ておしまいであるということ
酔生夢死
ただぼんやりと一生を過ごすこと
危ない橋も一度は渡れ
時には危険を冒してでもやってみることが必要だということ
時は得難くして失い易し
好機は滅多にめぐってこないし、また、めぐってきてもすぐに失ってしまうから油断するなということ
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