藍とピンク | ナノ
不可避の革命はやがて
いいから劣情に頷いてしまえよ
失敬、くちうつしの毒が効いてくる頃なので
椿の冠は今も香るか
百年越しの贖罪
ようやく物語は結ばれる

毎朝ぼくは人を殺します、鏡のむこうにいる男を、こんな風に

藍とピンク
どうしてそこに眠るのはきみなの
つかまえた青い春
仮に伝えたいことがあるとしよう
愛だの恋だの分からないことだらけだ
街は今夜もふたりの嘘に沈黙する
名前を憶えてやる気もないがね
予定外に君は僕を愛さない
さいごの正直は風にさらわれてしまった
育むものを間違えたようです
何度目かの警告を片隅に追いやって
所詮理性なんてかわいい強がり
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