※注意
難易度4頃バッドエンド的な。
血まみれ死ねた有なので注意
病んでる主人公×ロミオ
大丈夫な方のみどうぞ
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俺がどれだけお前のこと好きだったか、知ってるか?
泣かないで、だなんて無理に決まってる。
だけど君は泣いた顔なんてみたくないって言うだろう。
笑っててほしいって思ってくれるんだろ……?
それでも無理だ。
笑えない。
君がいないんじゃ、笑えないよ。
「君の隣で、眠りたい…」
そう呟いて俺は庭園にある木に体を預ける。
もうすぐ君のもとにいける。
血に染まった手を墓に伸ばす。
「もうすぐいくから……皆と一緒に……」
意識が朦朧としてきた。
もう眠ろう。
目が覚めたら、きっと……君のもとにいけるだろう。
薄れ行く意識の中悲しそうな君の姿を見た気がした。
「おやすみ……ロミオ…」
庭園は紅く染まり、物語は途切れた。