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※幼なじみのトシくん





『ねーねー!』

「なんだよ」

『今年も一緒にクリスマスパーチーしましょ、って昨日うちのママとトシくんママが話してた』

「は?中学生にもなって一緒にやんのか?」

『えー。トシくん私と一緒にパーチーすんの嫌?』

「そうじゃねぇよ」

『じゃあ何さ』

「その……か、かかか」

『はい?』

「彼氏とか!……いねぇのかよ」

『なーんだそんなこと?』

「そんなことって。お前な、」

『いないから心配しないで!』

「なっ、誰も心配なんかしてねーよ馬鹿野郎!」

『トシくんったら相変わらず素直じゃないんだからー』

「余計なお世話だ」

『あ、今年からは私がケーキ作るんだ!』

「ふーん……」

『味、何が良い?チョコ?やっぱ普通の生クリーム?』

「そんなの決まってんだろ。デコレーションはマヨ、」

『ふ ざ け ん な』

「チッ」





マヨネーズお断り

(来年も再来年も、)
(あわよくばこの先ずっと)
 
 





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