「折原?それ誰?…ってことでね、既に嫌な予感しかしないけどね、これ」 『そういうこと言わないで下さいって』 「だって俺を知らないとか平然と言ってのける時点で、悪意か純粋にジャンルを知らないかに限られるじゃん」 『それでは臨也さん、いきますよ』 「……まあ、うん」 『こんにちはー』 「はいはいこんにちは。……って返しておいた方が良いのかな?もうそういう建前的な挨拶は聞き飽きたんだけど」 『でもそれがあなたの仕事です。頑張って下さい』 「で、それは良いから。続きは?」 『無いですよ?』 「……はぁ?」 『いや、だから、終わりですって』 「嫌がらせキタコレ!」 『あは、あははは…』 「俺は人間が好きだし、それは既に周知の事実だ。だからこそ君たち訪問者が試行錯誤して俺を困らせようと努めてる姿を想像するとゾクゾクするよ。それに、どうしようもなく笑いが込み上げてくる。決して変態的な意味ではなく、ね」 『どう考えてもそういう意味にしか聞こえませんが』 「まあ俺が言いたいのはそういうことじゃなくてね。もうこの際単刀直入に言わせてもらうけど、"大好きです。"ってのもそうだけど俺自身、回答に困るものがあるんだよね」 『……ん?』 「確かに君たちは俺が困る姿を想像して一人画面の前でニヤニヤしてるんだろうけど。っていうか正直それもどうでも良くて」 『ちょ、臨也さん?』 「今回の二万打祝いとして企てられたこれは、俺とおしゃべりするのが目的じゃない。質問コーナーだ。俺だって人間なんだよ?タイトル無視してまで嫌がらせするのは流石にどうかと思うんだけど。もうヤダ俺帰りたい!新宿ラブ!俺は引き籠もりが好きだ愛してる!だからこそ直ぐにでも家に帰るべきだよねぇ」 『あ、ちょっ、臨也さぁぁぁんッ!?』 後半うちの折原が出しゃばりすぎててすいません。すさまじい文字列。書き終わってから自分でも苦笑い← あの、読みづらかったらスイマセン…。 【悠莉ってやつに虐められたんだけどぉ!いじけて家帰ってきたなう(ノ><)ノ誰か慰めてー】 『――とか何とか呟いてたら面白いですよね』 「面白くねぇよ」 『それでは悠莉さん、コメントありがとうございました』 |