「また愛してるだって。愛されてるねぇ、俺」 『早く質問に答えて下さい』 「……ん?あれ?」 『どうしたんですか』 「"大好きです"しか書いてないんだけど」 『そうですね。あ、きっとあれですよ。夏目漱石が"I love you."を"月が綺麗ですね"って訳したのと同じじゃないですか?』 「いや、なんか良い事言った感じになってるけど和訳じゃないんだから無理でしょ」 『私何も知りません^^;』 「……えーと、管理人が考えることを放棄したので俺の独壇場で行こうかな」 『それがいいですよ』 「じゃあ俺はこれを告白として受け取ろうかな」 『…………』 「まあ俺は眉目秀麗だし頭もキレるし、惚れて当然だと思うよ。むしろ仕方がないことなんじゃないかな」 『……なんか一人で語り出したんですけど』 「君が誰を好きだろうが嫌いだろうが、俺は君を愛してるよ。君が、俺が愛して止まない人間である限りね」 『キモチワルイヨ!』 「俺を好きになるのは君の勝手だから構わないけど、俺が人気者だってこと忘れないでね?」 『m9(^Д^)』 「どうしても俺が良いっていうんなら……まずは次元という壁をどう越えるか、しっかり考えるんだね」 うちの折原がどうもすいませんでした。なんだか最高に気持ち悪かったね!っていうか偽物すぎる。ほんとごめんなさい。 何はともあれ、企画に参加して下さってありがとうございました。 『それではキモさに定評のある臨也さん、最後に一言をば!』 「みほさ、」 『もちろん"さん"は要りませんよ?』 「……み、みほ」 『うむ、よろしい』 「良かったらまたいつでも来てよ。俺が待っててあげる。液晶の向こうで、ね」 |