ついったログ | ナノ




■いざや誕プチ企画

今年こそは、ということで前日に気付いた原田はせっせと書き上げたのでした。愛はこもってるよ…! 以下、お題は診断メーカーより。


【興味を持ってしまったから。】

それは決して、初対面の人間に掛ける言葉ではなかったかもしれない。頭では理解していながら、それでも俺は言い切った。「ねえ、人間って実に面白い生き物だと思わない?」「……そうかしら。私にはあなた個人の方が興味深いわね」何かが弾ける、音がした。


【この痛みさえも愛と呼ぶのですか】

「うるさい」「少しは黙れないの?」「いい加減学習しなさいよ」形の良い唇から次から次へ、溢れんばかりに紡がれる辛辣な言葉たち。「ほんと、臨也って何も出来ないのね」ああもう、俺だってどうしたら良いか分からないのに。「…ごめん」なんて、やっとの思いで絞り出す。視界が揺れた。


【手を繋ぎたかっただけ】

「荷物、持とうか」「…何企んでるの?」「いいじゃんたまには」「臨也がやると気持ちが悪い」「……今日寒くない?」「いや、別に」「ああもう!何で気付かないかなぁ」強引にその手を引けば、一瞬驚いた顔をして固まる君が愛しくて。「初めからそう言えば?」「それが出来たら苦労しないっつーの」




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