「何で俺まで…」

「ウルセー!大人しく一緒に選べよ!」

「日吉は跡部と好みが一番似てるからね、手伝ってほしいなあ」

「滝さんじゃなかったら、俺確実に断ってましたからね」


今、俺はこの二人が担当する飾り付け買い出し係の買い物に付き合わされている。

何だかんだでみんな跡部さんのバースデーパーティーを祝う気満々だ。



(あ…このインテリアいいな)



「はい、これ購入ね」

「おっけー!滝、重たいから日吉に持たせようぜ」


俺がちょっといいなーって思ったインテリアを直ぐ様大きめのかごに入れる。

滝さんって何者だろう。


それからは俺の視線を見逃さない滝さんにより、買い物はスムーズに終わった。


「いやー日吉のおかげで早く終わったよ!ありがとう」

「滝も日吉も腹減ったからマック行こうぜ!」

「はい、俺も行きたいです」

「あら?日吉が行きたいだなんて珍しいな。
俺も行くよ」


こうして俺たちの買い出しは無事に終わった。



ってか、向日さんって一緒に行く必要あった?



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