氷帝的AB型さんの説明書。
「AB型の説明書とか、かっこEー!」
「どこがですか…っていうかまず、AB型云々の前に俺と芥川さんの共通点が見当たりません」
「確かに日吉と俺、全然似てないCー」
「はい。似ててもらっても困るんですが。
それより、共通点すら見当たらないので何を基準に考えれば良いのか検討もつかないんですが」
「んー…まず、よく寝る…でしょー。下克上でしょー。」
「終わりじゃないですか」
「……えっと、あのね、あれだよあれ!」
「つまりはないってことですよね?」
「あぁ!跡部大好きなとこだC!!」
「!?」
「俺も日吉も跡部大好きじゃんか! あったあった〜」
「ば、バカじゃないですか?俺があんなアホみたいな人好きなわけありません」
「でも、好きじゃなきゃ、いつも跡部のこと見てないでしょー?」
「なっ……はぁ!?
見てません。俺はあの人を見たりなんかしてません!」
「嘘だあ!だって跡部の変化、一番に気づくのいっつも日吉だC」
「た、偶々です」
「日吉嘘つくの下手ー」
「本当に勘弁してください…」
「だって本当のことじゃん!俺、日吉が相手でも負けないからね!」
「え…」
「宣戦布告!跡部は日吉に譲らないC!」
「いや、俺は別に好きでも何でもないんで…」
「へぇー逃げるんだー?」
「は?」
「そうやって逃げてればいいじゃん。 そのうち跡部は俺のものになるんだC。
ヒヨッ子若くんはピヨピヨ鳴いてればいいんじゃない?」
「わかりました。受けて立ちましょう。
その代わり、跡部さんをいただくのは俺です。
いくら芥川先輩でも下克上しますから」
「へっへ〜そうこなくっちゃ!
あ、跡部ぇ!日吉が跡部ぇのこと大好きだって〜!!」
「おい、ちょっと待てそこの羊野郎!!」
111022
ジロちゃんが天然じゃないとかすごいかわいいんだけども。
そんなジロちゃんに振り回される後輩・日吉もかわいいんだけども!
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