「エクスタッッシー!!!」 「部長死ね部長死ね部長死ね部長死ね」 「何やねんお前ら!どっちもいろんな意味で怖いわ!」 「ふっふっふ…謙也、お前今日が何の日か知っとるか?」 「はあ?いきなりどないしたん白石。お前の誕生日はとっくに過ぎましたけど」 「誕生日と共に散ればよかったのに」 「うん、財前いつに増して毒舌」 「今日はな…俺が生まれてから15年と28日の、特別スペシャルデーなんや!」 「…………毎日それやっとけやアホ」 「部長ホンマにめでたいわ」 「え〜もっと祝ってやあ、二人とも」 「祝ったからな。4月14日、もう二度と誕生日パーティーなんて開きたくないって思うくらい祝ったからな」 「せやかて、俺は毎日が誕生日な気分なんやもん!」 「もん…って、殴ってもええっスか謙也くん」 「俺!?」 「財前…いくらヘタレやからって、謙也を殴ったりなんかしたらアカン。殴るなら俺をぶへらあっ!」 「し、白石ぃぃい!!」 「その言葉を待ってました。自分から言うたんですからね、謙也くんを殴るなら、自分のこと好きなだけ殴れ寧ろ殴ってください…って」 「色々と違うところあるけどな…白石、大丈夫か?」 「はは…ええパンチやったでえ、財前」 「じゃあ今度はええキックを…」 「もうお前らホンマに何なん!?」 120512 |