※バネさん卒業ネタ。初めはダビデが少し崩壊してます。 「……ダビデ、はなせよ」 「いやだ」 「ガキじゃねえんだから、いい加減にしろ。俺とお前がくっついてたらただむさ苦しいだけだぞ」 「…うっ…ぐす」 「ちょ、何泣いてんだよ!」 「うぅ…バ、バネさん…」 「わ、わかったから泣くな!俺が泣かせたみてえだろ」 「でも…」 「はあ…お前に泣き顔なんて似合わねえっつーか、気持ち悪いからよ…泣き止めって」 「うん、ごめん…」 「(ん?てっきりひげそーりーが出てくるかと思ったんだが…) いいって。ま、俺もそんだけお前から思われてるってことだな」 「バネさん」 「お、おう、何だよ急にそんな真剣な顔して」 「俺、今まで照れ臭くて言えなかったけど、バネさんみたいな優しい人に会えて嬉しかった」 「…え?俺優しかったか?」 「俺のダジャレにいちいち突っ込んでくれるような、優しいバネさんと一緒にテニス出来て、本当に毎日が楽しくて」 「ダビデ…」 「だから…別れるの、寂しい」 「俺も、お前といると何だかんだ楽しかったし、感謝してる。ありがとな」 「めくるめく青春にときめくバネさん…ぶふっ」 「…めくるめくってねえし、ときめえてもねえよ!!今日こそ本気で突っ込ませてもらうぞ、ダビデェェ!!!」 「うそ、やめて…折檻はアカン…なんちゃって…いったあああ!」 120430 |