「おい長太郎〜そろそろミーティングだ…ぞ…… 何でこんな部室が散らかってんだよ!?」 「し、宍戸さん! さっき立海の幸村さんが来て、いきなり"根絶やしにしてやる"と言って、部室をめちゃくちゃに…」 「幸村!?……てか根絶やしとかアイツが言うと嫌にリアルに聞こえるな」 「ちょっと納得してる場合じゃないんですよ! 部室を散々荒らした後、ボーッとしてた日吉を連れていってしまったんです!」 「連れていったって…幸村は日吉をどうするつもりなんだよ」 「それがですね、"日吉は預かったって跡部に伝えといてね。もし今日の日没までに立海に来なかったら日吉は一生返さないから"って言って出ていったんですよ…どういう意味なんですかね?」 「おい長太郎、お前何でそれを早く言わなかったんだ!確実に幸村本気じゃねえか!!」 「え?本気なんですか?」 「本気に決まってんだろ! ていうかマジで幸村が謎すぎる… 跡部の野郎、一体何しでかしたんだ?」 「何かうちの赤也をどうたら言ってました」 「それだー!」 「え?どれですか?」 「もうお前黒かったり天然だったり訳わかんねぇよ俺… それより長太郎。一部始終を見てた間、お前何してたんだよ」 「怖かったんでロッカーに隠れてました!」 「…激ダサだぜ!」 120121 続きます 宍戸さんには登場したからには無理矢理にでもあの台詞を言っていただきたいのです。 |