※ある日の昼休みにカントリーマアムについて真剣に語る幸仁。 「カントリーマアムって仁王みたいだよね」 から始まる会話が3パターンあります。 「カントリーマアムって仁王みたいだよね」 「幸村…」 「何でちょっと引いてるの?」 「いきなり自分をお菓子に例えられたら誰でも引くぜよ」 「今日ね、ブン太がカントリーマアムを食べてたんだけど…」 「無視か」 「あれってさ、外側はサクッとしてるのに中はしっとりしてるよね? そんなアイツを見ていたらふ、と仁王の顔が浮かんだ」 「うん?それのどこが俺っぽいん?全くわからん」 「一見、ヤンキーみたいにツンケンしてそうだけど中身はヘタレってことがお前にソックリじゃないか」 「いやいやいや、似とらん!俺そないにヘタレやないし!」 「そうやって必死に隠すところがまた可愛いな…食べちゃうぞー!」 「冗談に聞こえん。ちょ、幸村どこ触っとるん? ねぇ、幸村……アーッ!」 「カントリーマアムって仁王みたいだよね」 「俺そんなに可愛くないナリ」 「え、仁王カントリーマアム可愛いとか思ってんの? 大丈夫だよ。そんなお前の方が可愛いから。俺公認の神的な可愛さだから」 「……っ、可愛くなんかないナリ!からかうん止めんしゃい」 「照れた仁王も可愛さ倍増だね。あ、鼻血…」 「ゆゆゆ幸村!平気か…?」 「焦るあまりカントリーマアムを俺の鼻に突っ込もうとする仁王も可愛いよ…いたたたたたっ」 「カントリーマアムって仁王みたいだよね」 「なんじゃいきなり」 「だから、カントリーマアムって仁王みたいだよね」 「あー…うん」 「何その適当な返事。絶対に自分がカントリーマアムに似てるって認めてないでしょ?はい、やり直し!」 「やり直しって何なん!?」 「カントリーマアムって仁王みたいだよね」 「(答えんと面倒くさいからな…) ソウデスネ」 「もっと気持ちこめて!」 「そうですね」 「大きな声で」 「そうですね!」 「仁王はカントリーマアムみたいですね!」 「そうですね!……はっ!いいとも!」 「お昼休みはウキウキウォッチングだよ。ね、真田?」 「そうですね!」 「いつからおったんじゃーー!」 120120 やまめさんから突然のリクエストいただきました。 真剣に語ってなくてすみません。八割方ふざけてます これを読んで、消えた幸仁また頑張ってください! |