「好き…嫌い…好き…好き…好き…好き」 「意味ねーじゃん」 「せやかて跡部と両想い以外ありえへんもん」 「俺が知る限りじゃ、多分跡部はお前が嫌いだ」 「がっくんはあれやな、Sやな。 そないに俺をいじめて楽しいん?でも嘘はいかん嘘は」 「嘘じゃねぇし!どこの国に好きな男をボッコボコにする奴がいんだよ!」 「日本に、しかも氷帝におる」 「侑士はさ、あれが跡部の照れ隠しだとか言ってっけど誰がどう見たって本気だぜ。 本気で殴る蹴る罵るやってたぜ」 「あれは可愛かったわ〜」 「お前頼むから、いっぺん自分の親父に診てもらえ。特に頭を満遍なく」 「俺の頭は平気やで?跡部でいっぱいやから」 「それがアウトなんだよくそ眼鏡」 「おいお前ら、部活中に何堂々と遊んでんだよ。アーン?」 「ああああ跡部!!」 「うわっ、近づくな!」 「ぎゃん!」 「…今日も華麗に飛び蹴りが顔面にクリーンヒットしたな」 「ハァ…ハァ……おい向日、お前何でこんな変態と友達なんてやってんだ」 「わっかんね。コイツん家、避難所に最適だからかもなー」 「今すぐその避難所とやらをうちに変更しろ。そして二度と変態とはつるむんじゃねぇ!」 「……」 「えーまぁ跡部が言うなら」 「よし、そうと決まればある程度の荷物はうちに置いとけ」 「……なあなあ、ちょお待って」 「んだよ侑士」 「とっとと土へ帰れよ忍足」 「なんで跡部とがっくんそないに仲…ええの!?」 「な…仲が良いとかそんなんじゃ!」 「え、え、何で跡部ちょっと顔赤いん? もしかして、え?そういうオチ?」 「今まで侑士には黙ってたけど、俺と跡部付き合「黙っとってえええ!!」 111117 謎の文 |